いつだってここから

50代で未亡人になった私の生活は冒険の始まりでした。みなさんはどうですか?

ひとりになってからの就職

現在私、まころむはフルタイムで仕事をしております。

 

夫の死後今の仕事に就く前は、若くもないスキルも無い自分が出来る仕事は何だろう?そもそも募集があるのだろうか?仕事を選んでなんかいられない。多少自宅から遠くてもいいから…就職後は職場の人と上手くやれるだろうか?20年以上ぶりの外での仕事要領が悪く虐められないだろうか?もう悪い想像しか浮かんできませんでした。

そんな中たまたま新聞の折込チラシに、自宅から遠くない耳にした事のある会社が女性スタッフを募集しているのを見つけました。条件も良さそうだしヨシ!まずはここに挑戦してみよう

ダメならまた次。そんな気持ちで問い合わせました。すぐに面接の日が決まり面談、適性検査を受け(なるほど今はこうやってやるんだ)なんて緊張しながらも面接を終えて帰宅したのを覚えています。結果は1週間程でご連絡しますと言うことだったので呑気に構えていたら、外出中に「採用です」の連絡を受け電話を切った後すぐにお弁当箱や通勤に使う服やバッグを購入しました。心の中で「やった!やった!仕事を見つけた!」とても嬉しかったです。自分の為のお弁当箱選びなんて何十年ぶりか。ワクワクが止まりません。結婚している長女、道外で働いている次女に「母さん仕事採用なったよ!!」とすぐに連絡を入れました。2人ともとても喜んでくれました。

 

仕事内容は私でも十分に出来るもので、職場の方は皆さんとても良い方ばかりで「あぁ彼がきっと良い仕事へと導いてくれたんだなぁ」と感謝しかありません。何よりありがたいのは仕事が楽しい事です。最初の不安何だったの?って感じです笑 ただ年齢が1番上で周りが若い方ばかりでちょっと気恥ずかしい所は正直あるのですがまぁそこは…(笑って誤魔化す)

夫が亡くなって2ヶ月での就職。その間にある程度のやるべき手続きは終えて仕事に行くようになってからはお休みの日に手続きに行く。そうやっていると忙しさで寂しさも忘れちゃうもんです。仕事に慣れてくると更に楽しさを感じ本当に自分はラッキーだったと思います。

『案ずるより産むが易し』と言いますが、勇気を出して行動してやってみると意外と道は開けるし人は優しい。もちろんこちらも人と上手くやっていこうという謙虚な気持ちもないといけませんよね。本当に今の職場の方には感謝しています。

 

実はそんな楽しいお仕事ももうすぐ辞めてしまいます。

まころむ…実は…数ヶ月後引越しするんです。

また新たな冒険の始まりです。その話はまた後日